親知らずは、生え方によって歯のトラブルに繋がる場合があります。
お困りの方は草加の歯医者 タケノコ歯科・矯正歯科クリニックまで相談にお越しください。
親知らずは、トラブルを起こしやすい歯ではありますが、必ず抜かなければならないというわけではありません。以下に挙げるようなケースでは、親知らずの保存に努めた方が患者さまにとってメリットが大きいといえます。
親知らずが虫歯になった場合、比較的軽度であれば虫歯治療を行うことがあります。通常の治療と同様、虫歯菌に感染している歯質を削り、コンポジットレジンを充填します。とくに、真っすぐ正常に生えていたり、将来、ブリッジや矯正に活用したりすることが可能な親知らずは、積極的に虫歯治療を行います。
一方、重症度の高い虫歯では、始めから抜歯を行うケースが多いといえます。時間をかけて虫歯治療を行っても、再発するリスクが高いからです。また、周囲の組織に与える悪影響も考慮すると、早期に抜いてしまった方が予後も良くなります。
親知らずの抜歯処置は、その日のうちに完了します。親知らずの生え方によっても異なりますが、数分から数十分で抜歯が完了します。ただ、事前に精密な検査を行って、どのように抜くのか検討したり、縫合した部位の抜糸が必要になったりするなど、数回の通院が必要となることもあります。
親知らずの抜歯に伴う痛みには、個人差があります。抜きやすい親知らずであれば、痛みを感じることもほとんどありません。根っこが曲がっているようなケースでは、歯冠や歯根を分割する処置なども加わるため、患者さまへの負担は比較的大きくなります。ただ、抜歯をする際には必ず麻酔を施すことから、強い痛みを感じることはないといえます。
親知らずの抜歯をした直後は、安静に過ごすようにしましょう。激しい運動や飲酒、熱い湯船に浸かるなどの行為は、傷口の治りを遅らせます。場合によっては、出血が止まらなくなったり、縫合した傷口が開いたりします。
患部を刺激しないよう、食事の仕方や内容にも気を配る必要があります。麻酔が切れた後に強い痛みが生じている場合は、処方された痛み止めを飲んでください。顎が腫れるかどうかも個人差がありますので、適宜、処方薬を服用するなど対応しましょう。抜歯後の痛みや腫れは、1~3日程度で落ち着いてきます。
痛みなどの症状が出ている親知らずの治療は、基本的に保険が適用されます。草加の歯医者 タケノコ歯科・矯正歯科クリニックでは、検査や処置の内容によって費用も少し変動しますが、3割負担で3,000~10,000円程度です。