矯正のための検査とは?どんな検査をおこなうのか

ご予約
お問い合わせ
  • 電話予約・お問い合わせ番号:0120-26-4618
  • 草加の歯医者 タケノコ歯科・矯正歯科クリニックへ無料メール相談
草加市の歯医者のWEB予約

矯正のための検査とは?どんな検査をおこなうのか

  • 歯のまめ知識
  • 治療について

歯並びや噛み合わせを整えるために矯正治療を検討されている患者様も多いかと思いますが、矯正治療を始める前に「検査」が必要となります。矯正治療は、一人ひとりの口腔内の状態や骨格に合わせた精密な計画が求められるため、事前の検査が非常に重要です。検査を怠ると、治療がうまく進まなかったり、期待した結果が得られなかったりすることもあります。

そこで今回のコラムでは、矯正治療のための検査について詳しく解説します。矯正治療において検査が重要な理由や、実際にどのような検査が行われるのかを詳しくご紹介しますので、これから矯正治療を考えている方はぜひ参考にしてください。

 

▼矯正治療において検査が重要な理由

矯正治療は、単に歯並びを整えるだけでなく、噛み合わせや顎の成長、顔全体のバランスを考慮した治療が必要になります。そのため、正確な診断を行い、適切な治療計画を立てることが不可欠です。

 

1.患者様に適した治療計画を立てるため

矯正治療は患者様一人ひとりの口腔内の状態に合わせたオーダーメイドの治療が求められます。例えば、歯の生え方や顎の大きさ、歯茎の状態などを正しく把握しなければ、適切な治療方針を決めることができません。

 

2.治療中のリスクを回避するため

矯正治療では、歯を移動させる際に歯根や歯茎に負担がかかります。事前の検査で歯や骨の状態を把握しておくことで、歯根吸収や歯茎の退縮などのリスクを最小限に抑えることができます。

 

3.治療後の安定した噛み合わせを実現するため

矯正治療の目的は、見た目の改善だけではなく、機能的な噛み合わせを確立することにもあります。噛み合わせが悪いまま治療を行うと、顎関節への負担が大きくなり、将来的なトラブルにつながる可能性があります。

 

▼矯正の検査について

矯正治療を開始する前には、以下のような検査が行われます。

 

1.口腔内検査

歯並びや噛み合わせの状態を確認するために、視診や触診を行います。また、虫歯や歯周病の有無もチェックし、必要に応じて治療を優先することもあります。歯茎の健康状態や顎の動きなども重要な診断要素となります。

 

2.レントゲン撮影(パノラマ・セファロ)

レントゲン撮影は、骨の状態や歯の根の位置を確認するために重要です。特に「セファロ」と呼ばれる頭部X線規格写真は、矯正治療の診断において非常に重要な役割を果たします。

 

◎セファロX線写真の重要性

セファロX線写真は、頭部全体の骨格や歯の位置関係を把握するための特別なレントゲン撮影です。これにより、患者様の顎の成長パターンや歯の角度を詳しく分析できます。また、治療前後の比較を行うことで、治療の効果を客観的に評価することができます。特に、小児矯正では成長予測を行うために重要な指標となります。

 

3.歯型採取(模型作成)

患者様の歯型を採取し、石膏模型を作成します。これにより、歯の位置や噛み合わせの状態をより詳細に分析することが可能です。近年では、デジタルスキャニング技術が発展し、従来の印象材を使用した方法よりも精密な3Dデータを取得できるようになっています。特に、インビザラインではiTero(アイテロ)と呼ばれる口腔内スキャナーを用いて、より迅速かつ正確に歯型を取得することが可能です。

 

◎iTeroを用いたデジタルスキャニングの手順

・口腔内スキャナーを使用し、患者様の歯並びをリアルタイムでスキャンします。

・スキャンデータは即座にデジタル化され、3Dモデルとして表示されます。

・取得したデータを基に、クリンチェックと呼ばれるシミュレーションを行い、歯の移動計画を立てます。

・そのデータを基に、患者様に最適なマウスピース型矯正装置が設計されます。

 

◎デジタルスキャニングのメリット

・従来の印象材を用いた歯型採取よりも精度が高く、患者様の負担を軽減。

・スキャンデータは即座に確認でき、治療計画をスピーディに立案可能。

・クリンチェックを利用することで、治療の進行予測ができ、治療完了時の仕上がりを事前に確認できる。

 

このように、iTeroを用いたデジタルスキャニングは、患者様にとって快適かつ確実な矯正治療を実現するために非常に有効な技術です。

 

4.口腔内・顔貌写真撮影

矯正治療前後の変化を記録するために、口腔内や顔貌の写真を撮影します。これにより、治療計画をより具体的に立てることができます。特に、顔貌写真では横顔のバランスや口元の突出度などを評価し、治療方針を決定する上での貴重な資料となります。

 

▼矯正の検査にかかる時間

矯正の検査には、通常1時間程度かかります。まず、問診にて患者様の悩みや治療の目的を確認し、次に視診や触診を行います。その後、レントゲン撮影や歯型採取などの検査を行い、歯並びや顎の状態を詳細に記録します。検査結果が出るまでには数日から1週間程度かかる場合があり、得られたデータをもとに矯正医が分析を行います。

最近では、AIを活用した分析により、歯の移動予測や治療後のシミュレーションを高精度で行うことが可能になりました。これにより、より正確な診断と適切な治療計画の立案が実現し、患者様にとっても安心して矯正治療を進めることができるようになっています。

 

▼矯正の検査にかかる費用の目安と注意事項

矯正治療を開始するにあたり、検査費用は治療計画を立てるための重要な投資となります。一般的に、矯正の初期検査には以下の費用がかかることが多いです。

 

1.検査費用の目安

初診相談料:無料〜5,000円程度(医院による)

精密検査・診断料:30,000〜50,000円程度(総額)

レントゲン撮影(パノラマ・セファロ):10,000〜20,000円程度

口腔内スキャニング(iTeroなど):10,000〜30,000円程度

これらの費用は医院ごとに異なるため、事前に確認することが重要です。中には初診相談料や精密検査の一部が無料になる場合もあります。

 

2.保険適用の可否

基本的に、矯正治療は自由診療となるため、検査費用を含め保険適用外です。ただし、以下のような特定の症例では健康保険が適用される場合があります。

・先天性疾患(口唇口蓋裂など)による咬合異常

・顎変形症などの外科矯正を伴う症例

ご自身の症状が該当する場合は、まず矯正歯科や口腔外科のカウンセリングを受けることが推奨されます。

 

3.注意事項

検査費用は矯正治療費とは別途発生するため、トータルの治療費を把握しておくことが大切です。検査後に矯正治療を行わない場合でも、検査費用の返金は基本的に行われません。分割払いや医療ローンの利用が可能な医院もあるため、事前に相談しておくと良いでしょう。検査は矯正治療の成功を左右する重要なステップです。費用面も含め、納得した上で治療を進めることが大切です。

 

▼まとめ

今回は、矯正のための検査について、その内容や重要性、費用の目安などについて解説しました。矯正治療を成功させるためには、事前の検査が欠かせません。矯正の検査では、患者様一人ひとりの歯並びや噛み合わせの状態を詳しく分析し、最適な治療計画を立てるための重要な情報を得ることができます。特に、セファロX線写真は治療の効果を予測する上で非常に役立つため、正確な診断のためには欠かせない検査の一つです。

当院では、矯正治療を検討されている患者様に対して、しっかりとした検査を行い、最適な治療計画をご提案しています。矯正治療に関して疑問や不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

BLOG一覧へ