大人の矯正は遅い?タケノコ歯科が解説する年齢別の装置の特徴と治療の流れ

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大人の矯正は遅い?タケノコ歯科が解説する年齢別の装置の特徴と治療の流れ

  • 歯のまめ知識
  • 治療について

皆さん、こんにちは。草加市のタケノコ歯科・矯正歯科クリニックです。

「矯正治療は若い人が受けるもの」というイメージをお持ちの患者様は少なくありません。しかし、実際には大人になってから矯正を始める方は年々増えており、年齢によって治療が遅すぎるということは基本的にありません。むしろ、生活環境が整い、治療への理解が深まっている大人だからこそ安定した結果が期待できることもあります。本コラムでは、矯正治療に年齢制限がない理由や、年齢別の装置の特徴と治療の流れについて、草加市の歯医者としてわかりやすく解説します。

 

◆ 矯正治療に年齢制限はありません

大人でも問題なく歯は動きます。ここでは、矯正治療に年齢制限がない理由を医学的に正しく、かつわかりやすく解説します。

 

◎ 歯は一生を通じて動く性質がある

歯は「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる骨の中に支えられています。矯正装置から力が加わると、歯槽骨がゆっくり溶けたり作られたりすることで歯が動きます。この反応は年齢に関係なく起こるため、大人になっても安全に矯正治療は可能です。

 

◎ 大人だからこそ治療計画が立てやすい

お子様の場合、成長の影響で噛み合わせや歯の位置が変化しやすく、治療中にも計画を調整することがあります。一方、大人は顎の成長が止まっているため、治療計画が安定しやすく、予定通りに治療を進めやすい特徴があります。

 

◎ 虫歯・歯茎の状態が整っていれば問題なく始められる

年齢よりも重要なのは、

・虫歯がない

・歯茎の炎症(歯周病)が落ち着いている

・適切なメンテナンスができる

といったお口の健康状態です。大人は歯周病のリスクが上がるため、治療前に精密検査を行い、必要に応じて歯茎の治療を行ってから矯正をスタートします。

 

◆ 年齢別の矯正装置の特徴と治療の流れ

年齢によって適した装置や治療の目的が変わります。ここでは、年齢ごとの特徴と治療の流れを紹介します。とくに成人矯正はニーズが高いため、詳しく説明します。

 

  • ① 小児(6〜12歳)|成長を利用した予防的矯正

 

◎特徴

小児矯正は「1期治療」と呼ばれ、顎の成長を利用して歯並びや噛み合わせを整えることが目的です。使用する装置は、

・プレオルソ

・拡大装置

・ワイヤー矯正(部分)

が中心です。

 

◎治療の流れ

・精密検査(レントゲン、模型、口腔内検査)

・成長を見ながら装置を選択

・月1回程度の調整

・12歳ごろに永久歯が揃った段階で仕上げの矯正が必要か判断

お子様の場合は「顎の成長を誘導する」目的が強く、大人の矯正とは大きく異なります。

 

  • ② 中高生(13〜18歳)|大人の歯並びを整える時期

 

◎特徴

永久歯が揃い、矯正治療の幅が広がる時期です。使用される装置は

・ワイヤー矯正(メタル・クリア)

・マウスピース矯正

が中心です。

 

◎治療の流れ

・精密検査

・矯正装置の選択

・1〜3年の動的治療

・その後の保定(リテーナー)

大人とほぼ同じ流れですが、骨の反応が早いため動きやすいメリットがあります。

 

 ③ 成人(18歳〜)|今、矯正を始める方が多い年代

 

成人矯正は、草加市でも希望される患者様が大きく増えています。ここでは最も重要な年代として詳しく解説します。

 

◎大人の矯正で選べる装置の特徴

  • マウスピース矯正(インビザラインなど)

・透明で目立たない

・取り外し可能で衛生的

・歯磨きがしやすく虫歯リスクを抑えやすい

・装着時間の管理が必要

 

  • ワイヤー矯正(メタル・クリア)

・複雑な歯並びにも対応

・装置のコントロール性が高い

・見た目が気になる場合は透明のブラケットも選べる

 

  • 部分矯正

・前歯だけ整えたい方に適応

・噛み合わせの問題が大きい場合は適応外

 

◎成人矯正の具体的な治療の流れ

① 初診カウンセリング

まずは、患者様が気になっている症状や治したいポイントを丁寧にお伺いします。見た目の改善だけでなく、噛み合わせ、生活スタイル、治療期間のご希望、予算なども確認し、矯正治療が適しているかを総合的に見極めます。無理のない治療計画を立てるために、最初のカウンセリングは非常に重要なステップです。

 

② 精密検査

正確な診断のために、以下のような検査を行います。

・レントゲン撮影による骨格や歯根の状態の確認

・お口全体の写真撮影

・歯型の採取、もしくは3Dスキャナーによるデジタル計測

・歯茎の状態、歯周病の有無を調べる検査

とくに成人の患者様は歯周病のリスクが高く、事前に歯茎の健康状態を確認することが欠かせません。安全に歯を動かすための基礎データをここで揃えます。

 

③ 診断と治療計画の説明

検査結果をもとに、現在の歯並びや噛み合わせの問題点をわかりやすく説明します。そのうえで、使用できる矯正装置の種類、治療期間の目安(一般的には1〜3年)、必要な来院頻度、想定される費用などを丁寧にご説明します。複数の選択肢がある場合は、それぞれのメリット・注意点も比較し、患者様が納得して治療を選べるよう配慮します。

 

④ 矯正装置の装着

治療計画に沿って、適切な矯正装置を装着します。

マウスピース矯正の場合は、治療シミュレーションに基づいて作製されたアライナーをお渡しします。ワイヤー矯正の場合は、歯にブラケットを取り付け、アーチワイヤーを通して治療を開始します。どちらの方法でも、装置装着時にセルフケアの方法や注意点を詳しく説明し、安心して治療を始められるようにします。

 

⑤ 治療中の通院・メンテナンス

治療中は、装置の調整や経過確認のため定期的に通院していただきます。

・マウスピース矯正:1〜3か月に1回

・ワイヤー矯正:月に1回

また、矯正期間中は虫歯や歯茎のトラブルが起こりやすいため、毎回の通院で歯のクリーニングや歯茎のチェックも行い、お口の健康を維持しながら安全に治療を進めます。

 

⑥ 治療後の保定(リテーナー)

歯は動かした直後、とても戻りやすい状態にあります。そのため、治療後は「リテーナー」という保定装置を1〜2年ほど使用し、きれいな歯並びと噛み合わせを安定させていきます。保定期間中も定期的に通院し、装置の適合状態や歯並びの変化を確認しながらサポートします。

 

◎大人が矯正で注意すべきポイント

  • 歯周病管理がとても重要

歯茎が弱いまま矯正を始めると、歯が動いた際に負担が大きくなることがあります。

治療前に必ず歯周病の改善を行います。

 

  • 治療期間の個人差が大きい

・歯の動くスピード

・歯周病の有無

・虫歯治療の必要性

などで期間が変わるため、事前の説明を丁寧に行います。

 

■マウスピース矯正は装着時間が成果を左右

20〜22時間の装着が必要で、自己管理が苦手な方はワイヤーの方が適する場合もあります。

 

④ シニア世代(50歳〜)|条件を満たせば矯正は可能

 

◎特徴

シニア世代でも、

・歯周病が進んでいない

・残っている歯がしっかりしている

・適切にメンテナンスできる

といった条件が揃えば矯正は可能です。

 

◎治療の流れ

成人と同様ですが、

・歯周病の管理

・噛み合わせの安定性

・無理な力がかからない治療計画

をより慎重に行います。

 

治療の目的は、「一生自分の歯で噛めるようにするための環境づくり」であることが多く、噛み合わせ改善のメリットが大きい年代です。

 

◆まとめ

矯正治療は「何歳まで」という制限はなく、健康な歯と歯茎の状態が整っていれば大人でも安全に始めることができます。小児・中高生・成人・シニアなど年齢ごとに装置の特徴や治療の流れは異なりますが、いちばん大切なのは患者様のお口の状態に合った治療を選ぶことです。草加市のタケノコ歯科・矯正歯科クリニックでは、年齢に合わせた矯正治療をご提案し、お子様から大人の方まで安心して通える歯医者としてサポートいたします。矯正治療を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。

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