これから、どんどん寒くなりますね。空気も乾燥して風邪のひきやすい時期に突入です。そして、怖いのはインフルエンザです。
インフルエンザにかかると高熱が出て関節痛などさまざまな症状が出てとても辛いですね。学校、仕事も休まなければならないし、小さなお子様、ご高齢の方々は体力を消耗してしまいます。
インフルエンザの予防には、ワクチン接種、手洗い、うがい、お部屋の加湿など色々な方法があると思います。そのひとつとして、私たち、歯科衛生士にもみなさんをお守りするお手伝いができるのです!!
その前に、インフルエンザ発症のメカニズムをお話ししましょう。
お口の中には、たくさんの種類の細菌が住んでいます!なんと、良い菌悪い菌合わせて約700種類!!
細菌達は、温かくて、湿っていて、餌である磨き残しのプラーク(歯垢)が大好物。そんな、お口の中が大好きで居心地最高なんです。
その中の細菌は、唾液中に酵素を出しています。“プロテアーゼ、“ノイラミニダーゼ”などと変てこな名前の酵素を出しています。その酵素が、お口の中や喉の粘膜を攻撃して弱らせてインフルエンザウイルスの侵入の手助けをしてしまうのです。
するとインフルエンザウイルスは、まんまと身体の中に入り込んでしまいます。そしてインフルエンザを発症させてしまうのです。
特に厄介なのは、細菌の中の歯周病菌が出す酵素は、抗ウイルス薬では守りきれないので、お口の中を不潔にしておくとどんどん増えてインフルエンザをかかりやすくしてしまうのです。
そこで、私達歯科衛生士の出番です。
定期的にしっかり歯石、プラーク(歯垢)を除去しクリーニングする事でお口の中のインフルエンザウイルスを手助けしている細菌を少しでも減らして、インフルエンザにかからないようにお助けします!任せてくださいね!!
毎日の歯磨きはとても重要です。それはみなさんにお任せしますので、よろしくお願いしますね!!
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