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歯垢(プラーク)と歯石は何が違う?

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  • 治療について

歯の表面に形成される汚れとしてはプラークである歯垢と歯石の2つが挙げられます。字面が似ているので、この2つを混同している方もいらっしゃいますが、実際は大きな違いがあります。

歯垢は細菌と糖タンパクの塊です

歯垢は、とても軟らかく、歯ブラシによるブラッシングで容易に落とせます。その大半は水分で構成されており、さらに細菌や糖タンパクが含まれます。シンプルにいうと、歯垢は細菌の塊なので、歯にとって有害でしかありません。

◎歯垢は食後数時間で形成されます

歯垢の厄介なところは、形成する速度が速い点です。食事をしてから数時間後には、歯の表面に白い垢のような物質が作られてしまいます。そこには無数の細菌が繁殖し、歯を溶かす酸を作り出している点に注意しましょう。

11回はプラークフリーな状態を作ることが大切

歯の表面のプラークは、歯ブラシによるブラッシングだけできれいに落とせますが、歯と歯の間のプラークは、デンタルフロスや歯間ブラシでなければ除去できます。毎回の歯磨きのでそれらの器具を使うのは大半かと思いますので、夜眠る前に1回、プラークフリー名状態を作るためにも、補助的清掃器具を併用しましょう。

歯石は歯垢が石灰化した物質です

歯石は、歯垢が唾液による石灰化作用を受けて、石のように硬くなった物質です。歯ブラシによるブラッシングでは取り除けないので、歯科医院のクリーニングを受けましょう。とくにスケーリングと呼ばれる歯石を除去するための処置であれば、安全かつ効率良く、石のように硬い歯石を取り除けます。

歯垢は23日で歯石へと変化します

歯石が形成されるまでの時間は比較的遅いですが、歯垢が形成されてから23日で石灰化が進行する人も珍しくありません。ですから、歯石の形成を防止するという観点からも、11回プラークフリー名な状態を作ることは重要といえます。

まとめ

このように、歯垢と歯石には明確な違いがあります。その違いを理解した上で、適切な口腔ケアに努めましょう。

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